ゲートボールの誕生の紹介
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体育協会創立５０周年誌発刊にあたり、ゲートボールの誕生について紹介させていただきます。
　
昭和２２年、北海道河西郡芽室町在住の鈴木栄治氏は弟さんの作った代用パンの行商をしていましたが、各地で戦後の混乱の中で、満足な遊び道具もなく、大人の悪い遊びをまねて遊んでいる子どもたちの姿を見て、子どもたちのために手軽にできる健全な遊び道具をつくろうと考えた。そして、軍隊にいたとき、木製の道具を使ったスポーツを２、３度プレーしたことを思い出して記憶をたどりながら、バット（現在はスティック）と、ボールと関門（現在のゴールポールとゲート）をつくり、１チーム５人ずつで対戦するスポーツを考案し「ゲートボール」と名付けた。
　
２３年３月に旭川市に転居した鈴木氏は「ゲートボール競技の任り方及び規則」という小冊子を発行、その後、北海道庁体育課を訪れゲートボールの特性を説明するとともに、普及活動の友援を依頼した。
　
同年５月、札幌市中央小学校で、道府体育課主催による初の講習会が行われた。
　
同年１０月、福岡市で第２回全国レクリエーション大会が行われたが、ここでゲートボールが北海道の特色ある軽スポーツとして公開された。
　
その後、各地で講習会が実施され、ゲートボールは徐々に北海道以外の地でも行われるようになった。
　
現在は文部科学省によって「国民皆スポーツ」が提唱され、全国各地でゲートボールが普及されるようになった。

平成１７年度富士宮ゲートボール協会役員一覧

第26回　市民スポーツ祭　閉会式