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富士宮市武術太極拳連盟スケジュールはこちら

 太極拳は中国の古い歴史の中から生まれた中国武術です。中国武術は何百種類の様々な武器を用いるものや、力強く動作をするもの、柔らかく巧妙な技を使うものまであります。太極拳はこれらの中の一種目です。

健康のための太極拳
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太極拳が健康法と優れているのは、まず適度な全身運動であり、無理のないリラックスした運動である点です。ゆったりとした円運動の中で全身のあらゆる関節を動かし無理なく体を動かす事が出来ます。又太極拳は、動中に静を求め、気と血流を促し脳細胞を活性化する事も出来ます。
 
特に大脳を深く休ませることへの健康効果は極めて大きいと言われています。「心はいつも穏やかに、力を抜いて深呼吸」
 
富士宮総合太極拳協会は昭和61年より、当初30余名で、菊池昭碩会長を中心に活動していましたが、平成元年に体育協会に加盟しました。
 
現在、中央支部、北部支部、東部支部、西武支部、体育館支部、上野支部、神田川支部の7支部の会員の皆様が活発に活動しています。年令も30才代から80才代までの幅広い層の皆さんが参加され、相互の親睦を図り、又、楽しみながら体力の向上に努力しています。
 
毎年秋頃には日ごろの練習の成果の発表する会、演武会を行っています。又5月から6月にかけて、毎週日曜日神田川ふれあい広場に於いてすがすがしい朝の日を浴びながら早朝太極拳を行っています。
 
いつでも気軽に出来る太極拳です。市民の皆様の参加も益々盛んになってきています。

富士宮総合太極拳協会事業
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  • 平成9年11月24日
    富士山武術大会(市民体育館)
  • 平成14年11月17日
    富士山武術大会(市民体育館)
    二十四式演武者
    雨宮弘子 渡辺富子
    青木晴美 角田富士美
    佐野勝子 若神子美知子
    中村昭子 北古味ナナ子
  • 平成15年10月25日
    わかふじ国体デモスポ行事
    武術太極拳大会(函南町体育館)
    雨宮弘子 渡辺富子
    青木晴美 角田富士美
    佐野勝子 若神子美知子
    中村昭子 北古味ナナ子

【中央支部】
 
富士宮総合太極拳協会中央支部は、平成元年に、「富士宮市健康教室太極拳」の修了生のメンバーによって、発足されました。中央支部は、7支部の中でも最初にできた支部で、発足当初は中央公民館で練習していたことから、中央支部と名付けられたそうです。現在は会場を栄道館に移し、毎週一回、金曜日の午前10時から11時半まで、練習しています。菊池先生の御指導のもと、アシスタントの人が、手取り足取り優しく教えて下さいます。会員数は50名程で、年令層は30代~80代と幅広く、仲間作りをモットーに、楽しみながら練習しています。
 
年間の行事としては、4月には毎年恒例のお花見があります。今年は、岩本山に行って来ました。満開の桜の木の下でお弁当を広げ、おしゃべりに花を咲かせた後、参加者全員で太極拳で汗を流すのは、気分爽快です。5月には、自由参加の一般の人達を混じえての早朝太極拳が、浅間大社ふれい広場にて行われます。大きな木々の中、清流神田川の水音を聞きながらの太極拳には、清々しさを感じます。この早朝太極拳に感動して、入会を希望させる方も、少なくないようです。秋には、全支部による演武会が、市民体育館武道場にて開催されます。一年の中で一番重要な行事だけあって、演武の練習にはみな、熱が入ります。自分達の日頃の成果を披露するだけでなく、他の支部の人達の演武を見ることができるよい機会でもあり、皆大変楽しみにしています。12月には、一年の締めくくりの、忘年会が開かれます。教室終了後、反省会と親睦を兼ねて昼食を楽しみます。
 
楽しく、健康に一生懸命(厳しさも感じながら。)いつまでも、太極拳を学び続けたいと願っています。

【北部支部】
 
富士宮総合太極拳協会北部支部は、平成2年成人学級終了後20余名の会員によって活動を始め、15年目を迎えることができたのも菊池昭碩会長、指導員の方々のお陰と感謝しております。北部支部は新会員が、入会しますと親睦を予て食事会、カラオケなど楽しんでいます。これからも気持ちを落ち着かせ、体をリラックスさせて楽しみながら、体力の向上と練習に励んでいきたいと思っております。

会員の声

  • 大きな病気をしたため、健康状態がよくなればと思って始めました。
  • 一週間に一度だけですが、とても身体が軽くなった様な気がします。
  • 一年間続けて足腰が強くなりました。
  • 健康の為、老後の為と思って始めましたが、体力、精神面でもプラスになって楽しんでます。
  • 肩コリで困っていた時太極拳に出会い、半年位で体が軽くなり、指導して下さる先生先輩の熱意のお陰で楽しく続いて来られました。「健康の有り難さ」に感謝しております。年令を気にする事なく続けられる運動ですので体が動く限り頑張りたいです。
  • 太極拳を始めて4年目になります。入会時は先輩の皆様の太極拳を見て大変難しく思い、果たして覚えられるか不安でした。皆の真似をする難しく困難でした。今新人の学習する姿を見て、私もこの様であったかと思い出されます。これからも継続できる様願っております。

太極拳と出合って

 
いろいろの趣味にいささか飽きてきた時に、中国古来の武道を一つにまとめた太極拳に出合いました。さて、この太極拳の仲間ですが、小・中学生を子供に持つ親から70才以上の人と幅の広い年令層です。皆様全員気持ちが若いです。ひとつの事を一生懸命頑張っているからでしょうか。時には現地に行って、現地の人達の太極拳を体験してきては教えてくれる人。事務的な面倒な仕事をいっきに引き受け、気持ちよく10年以上もやってくれている人。みんなの練習を優しく時には厳しく指導してくれている人。この人達の協力の基に現在の北部支部があります。毎年11月の演武会の時期になるとその演武会に向けて練習にも自然と熱が入ります。私自身、この仲間と練習している時が一番楽しい時間です。これからも体の続く限り、この仲間の人達と楽しく練習していきたいです。


 【東部支部】
 
平成2年11月、富士根南公民館、活動の一環としてスポーツ教室が開講されました。太極拳がまだめずらしさと、どんな運動なのかどんな武術なのか、興味津々のうちに(何もわからない)修了してしまい、継続したい生徒達が、平成3年より同好会に意向、平成3年5月11日、市民スポーツ祭開会式、アトラクションに簡化太極拳24式に参加するため套路を覚えるのに、もう特訓したのが一番の思い出です。平成14年5月第2回目のスポーツ教室を開講、修了後は同好会へ、加入した人、修了してしまった人等で現在会員は16名です。年令、老若男女問わず、和気あいあいと楽しく、体力向上と、太極拳の修得の為、反復練習をしています。現在練習方法としては、①準備体操②練功十八法③八段錦④入門太極拳を2回⑤簡化太極拳24式を通して2回⑥休憩時間を入れて、習得時間により2班に分かれ練習⑦簡化太極拳24式を通して1回⑧八段錦で終了しています。
 
太極拳をやっていると、この運動の奥深く「意識、動作、呼吸」を協調させること、精神を集中して、表情を自然にすること等、大変難しく、回数を重ねても套路を終わった時必ずどこかに不満の残ることが多く心の満足が、なかなか得られません。常に反省するばかりです。心に余裕をもって出来たらと思うこの頃です。中国では早朝公園で大勢の人達が、色々な運動をしています。でも田舎で老夫婦が、自然の中で朝もやに立って太極拳をやっている姿は今だ忘れられません。これぞ太極拳の本当の姿だと私は感じました。自然にとけ、自分の為に、静かな深い呼吸と運動他には何の意識もないわけですから、私も目指したい、意識で動作を導くことが、自然に心おだやかに出来る日迄、みなさんと一緒に頑張りたいと思います。又太極拳をとおして大勢の方々と友達になったり、知り合う事が出来多くの方々から沢山の事を学ばせてもらい私の世界が広がりました。年令を重ねて、心まで一人ぼっちにならない様、体と心豊かに、健康に無理なく、あせらず、あきらめず、太極拳をやりましょう。

【体育館支部】
富士宮市太極拳協会の体育館支部は、平成3年に成人教室として、上野公民館でスタートしました。上野公民館の都合で使用できなくなり、体育館へと場所を移して続けました。平成4年からは、富士宮市主催のスポーツ教室の一環として、太極拳も実施されました。スポーツ教室の参加者から、教室終了後も太極拳を続けたいという要望があり、体育館支部が発足しました。
スポーツ教室開催中は、一緒に練習し、スポーツ教室終了後や実施されない月に同好会として活動しています。毎週水曜日の(午前10時~11時半)に、武道場で菊池先生・アシスタントの若神子さんの御指導を受けて、練習に励んでいます。
初めの頃は、参加者も3~5人と少人数でしたが、スポーツ教室終了後も太極拳を続けたいという希望者も多く、現在は25人の会員が練習に参加しています。同好会には、体育館支部がスタートした当時より参加している人、本年度から入会した人と、経験年数も年令も様々ですが、会員同志が親交を深めながら、先生方の熱心な御指導の下、楽しみながらも、太極拳の上達を願って、練習に汗を流しています。体育館が使用できない水曜日に、有志で公園等で太極拳を実施した事もあります。
11月の演武会には、有志で演武を披露しました。他支部の皆様の演武を見る事は、自分達の動きの反省にもなり、大変参考になりました。自分達の演武を他支部の人達に見られる為、緊張感も出て、練習にも熱が入りました。本年度は、更に多くの人が参加して経験を積んでもらえたらと考えています。
会員の中には、様々な都合で止めていく人もいますが、私達は自分自身の心身の鍛練を目指して、太極拳を長く続ける事を目標に練習に励んでいきます。

 【西部支部】
「体」と「心」の健康を求めて
 
富士宮総合太極拳協会西部支部は、平成3年、平成4年に富丘公民館において開かれた市の成人学校太極拳教室終了後、終了生を中心に発足し現在に至っています。
 
その練習は、毎週木曜日の夜、富丘公民館において行われ、練功十八法、八段錦、入門八式、簡化太極拳(24式)等の技術習得と向上を目指しています。
 
練習日以外の活動としては、公民館まつり、協会主催の演武会、浅間大社ふれあい広場での早朝太極拳への参加等があり、会員相互の親睦を計るべく忘年会等も行います。
 
主に学んでいる「24式太極拳」は、東洋に古来から伝わる哲学や文化、養正理論などの影響を受けながら形成された武術のひとつであり、その特性はというと、まず全身運動であり、体に良いとされる様々な動作、要素が複雑にからみあって構成されています。
 
24の型の流れを覚えるためには、くり返しの練習が欠かせませんが、より高い技術を得る為には「体で覚える」ことと「考える」ことが必要となります。
 
太極拳というと、朝の公園で呼吸を伴いながらゆったりとした動作で行い、とても体によさそうと健康を求めて始める人が多い様です。以下はその様な会員のひとことです。
 
始めて10年になり70才を過ぎたが、同年配の人に比べ脚・腰がしっかりバランス感覚が良いのは太極拳のおかげと感謝、あと10年は続けたい。下勢独立・覚えるまでは四苦八苦・覚えて満足えびす顔・これが私の太極拳。2年が過ぎ難しさがよりわかり覚える事は大変だがマイペースで楽しみながら頑張る。太極拳だけでなく親睦の機会も増加したい。心も体もリフレッシュでき皆と仲よく運動する事は生活の糧となっている。足・腰を鍛える目的で始め1か月、まだ何もわからないが皆と一緒にできるようになりたい。只々、必至に真似ているが週1回の緊張感が心地良い。健康の為に始め10年、週1回皆に会うのも励みだしできる限り続けたい。仕事で立ち動作が長いが年令の割に疲れを知らないのは太極拳のおかげだと思う。
 
私自身も始めて10数年になりますが、複雑な要素がようやく少しわかり、難しさと供に面白さも増してきました。
 
年令・体力・目的等それぞれに違いがある私達ですが、体と心の健康を維持する為、楽しく少し向上心を持っていつまでも続けていけたらいいな…と思っています。

 【神田川支部】
 
私達神田川支部は、富士宮総合太極拳協会の中で最も新しい支部として、平成15年12月に発足しました。
 
中央公民館で行われた成人学級の生徒達でほとんどの人達が全くの初心者であったにもかかわらず、公民館祭りで初舞台を踏み、中央公民館のお別れ会の時も演武を披露し、特訓に耐えた仲間の団結がとても強かったのです。成人学級の終了時で解散したのですが、11月に先生をお迎えして同窓会を行った際、是非続けたいという声が上がり、その場で公民館に交渉し了解を取り付けるという盛り上がりぶりでした。支部名は、浅間大社東側を流れる清流神田川にちなみ全員一致で決定しました。
 
その後、中央公民館の移転計画に伴い、取り壊しが決まった為、場所を今の勤労青少年ホーム三階の体育室に移し、菊池先生、指導員の熱心な御指導のもと、毎週火曜日10時から11時30分迄練習を行っております。
 
勤労青少年ホームは、町から近い、三階にある為見晴らしが良く大変明るい、前面の壁全面に大型の鏡が設置されている為、自分達の自信のない姿が嫌でも目に入る、高所なので通行人の目が気にならない、涼しくさわやかな風が吹き抜ける、季節の移り変わりが楽しめる等々素晴らしい環境に恵まれています。練習の合間には楽しいおしゃべりでストレスを発散し、仲間どうしの親睦を深め、身も心もリフレッシュする事ができます。
 
頑張りすぎず、無理をせず、健康の維持増進、仲間作りを目指して長く続けていきたいと私達全員願っています。


本部役員と支部役員